ゴスペラーズ坂ツアー2005“G10” 
(3月17日・和歌山紀南公演)

 

和歌山紀南公演、同じ関西圏内といえど宿確保のプチ遠征。苗場の再来です。

今回の座席は1階席1ブロック目の最後尾。会場が狭かったので苗場の時よりもステージ全体がよく見えました。

メンバーは苗場のときとさほど変わりはなく。

雄二さんが髪の毛を後ろに一つで束ねていて(随分髪の毛伸びたなぁ)北さんがセンター分けに変わっていたくらいでした。

流れやセットリストは苗場の時と同じだったので、印象的だったMCをちらっとご紹介(今回はホントにMCのみで)

 

 

・あそこ

「メンバーより1日早く来て温泉に入ってきました、村上てつやです。」

「駅前でカレー屋さんを見つけたんですが、まだ食べに行けていません。黒沢薫です。」

「駅を降りたところから弁慶像がいっぱいあって驚きました、酒井雄二です。」

「駅を降りたところで売っていた弁慶焼きをつい買ってしまいました、安岡優です。」

「駅を降りたところですごい名前のうどん屋さんを見つけてしまいました。…わかる?(客席に向かって)

客席「???」

あそこって名前のうどん屋さんがあってね気になったの。知らない?わかんない??(客席を見渡す)えー、北山陽一です。」

その「あそこ」といううどん屋さん。帰り際、バス停でバスを待っている時に、やってきたバスに宣伝の看板がありました。

「どこそこ言わず、あそこ」と書いてありました。

確かに気になる。どこやねん。

 

「紀南文化会館でのライブは我々ゴスペラーズ、初めてなわけですが、田辺(会館のある地域)周辺から来てくれた人ってどれくらいいるの?」

―ぽつぽつと手が挙がる―

「んじゃ○○(地名なんですが、忘れました)あたりからの人は?」

―これまたぽつぽつと―

「んじゃ大阪は?」

―どばっと手が挙がる―

「そうか〜、そりゃあ「あそこ」とか言っても『はぁ?知らんわ』って感じだよな(笑)」

 

 

・温泉最高

「やーっぱ和歌山っていったらさ、関西三大名湯?あるでしょ?兵庫の有馬と…(と温泉について語り出すてっちゃん)
  俺、昨日も先に和歌山入りしてね、本当は、海にこう、突き出してる温泉に入りたかったんだけど、水曜が定休日でねぇ。
  まぁ、そういうわけで別の入ってたんだけど、そこで出会ったおっさんたちと今後の町の行く末を語り合ったりね。」

「もう自治会に参加しちゃったんだ(笑)」

「そうそうそう。やっぱね、温泉の醍醐味ってのはそういう所だと思うのよ。
  最近あるじゃない、ホテルで一室に一個露天風呂温泉付いてたりさ、あんなんだめよ、やっぱ温泉はこうじゃなくちゃ…」

「そんでね、こう、窓開けたらもう海なわけ!!そんで、ちょうどよくぱ〜っと夕陽が見えてね…
  窓からこうやって身を乗り出して眺めてました。」

一部お見苦しい点をモザイク処理でお届け。

「裸で乗り出してたんだ?(笑)」

…とそこで黒ポンがボソリと。

「サングラスかけてね。」

「!?」

「いやいやいや、さすがに外してるだろ!?」

「でもさ、夕陽が眩しいからちょうどいいよね?」

「まさにサングラス!!!」

「うん、確かに正しい使い方ではあるよね。」

みんなに散々ツッコミを入れられてちょっと恥ずかしそうな黒ポン、最後にポツリと

「そっか、サングラス、曇っちゃうよね…」

あーなんだこの人やっぱりかわいいよ…。

 

 

・弁慶焼き

「弁慶焼きってさぁ、言っちゃえばほら、大判焼きとかそういうたぐいのモンと一緒なんだけど
  弁慶焼きって言うからにはどっかに「弁」とか焼き韻が入ってそうなもんじゃない?ないのよ、なんにも。ただの大判焼きなのよ」

「ただのあんこを小麦粉で包んだ物だったんだ(笑)」

 

 

・クエを食え

「地元の人には今更って感じでしょうが、この辺りと言ったら幻の魚の『クエ』ってのがいてね、知ってる?こんな顔した奴なんだけど」

「ななな、なんですかそれは!?」

「それ、クエの物真似ですか!(笑)」

「いや〜でもおいしかったね!県外から来た方は是非食べて帰ってください。」

クエ(スズキ目ハタ科マハタ属 )

南日本。〜東シナ海、南シナ海、フィリピン。沿岸浅所〜深所の岩礁域にすむお魚。
関東で「もろこ」関西で「くえ」九州で「あら」と呼ばれる。体長は成長すると1mほどになる。
がぼっとしたお口がてっちゃんに似てないこともない。
お味は非常に美味らしいです。和歌山へ行った際には是非。

 

 

・インター

「今回は10周年ってことで、我々ベストアルバムを作ったわけですが…有り難いことに1票も票が入らなかった曲がなかったというね。」

―会場拍手喝采―

「みんなちょっと気になってるだろうけど、最下位の曲ってなんだったと思う?」

「なんだっけ?イントロ…なんとかでしたっけ??」

「インターじゃなかった?」

「あれは歌詞ないからねぇ、どぅ〜わなッ、どぅ〜わなッ♪って言ってるだけだからね(笑)」

「しかも30秒くらいで終わる(笑)」

そこで軽く微妙なコーラスでインター95を歌うメンバー

「俺らも忘れてるから誰もハモれないという…(笑)」

「でも一応票が入ってたんですよね。」

「10票のうちの1票をそれに投じたってことでしょ?すごいよね(笑)」

 

 

・シモ

「今回は、G10から漏れなかった曲もたくさんやって行こうかと…」

「漏れなかった?」

「漏れてしまった、だろ?」

「いや、なんかさ『漏れちゃった』って、シモっぽくない?」

「何を言ってるんですかアナタは!!(笑)」

「今回は惜しくもG10から漏れてしまった(強調)曲もたくさんやっていきます!」

 

 

・和歌山最高さ〜♪

「JOIN 2 JOYS」の「それで最高さ、構わずにJOIN 2 JOYS♪」のところ。

てっちゃんは和歌山最高さ〜温泉がイイね〜♪と歌っていました。(アンタほんと温泉好きだねぇ)

 

 

・てつやオカン物申す

TigerRagの後(その辺の詳しい流れは苗場公演のレポをご覧ください)

「俺の母親が横浜での公演を見に来てたんだけどさ『黒沢君、あそこでグッズの宣伝しないほうがいいわよ』って言ってたぞ(笑)」

 

 

・梅干

シークレットが終わった後。

「さっきさ、シークレットのイントロが流れた時、あの辺でなんかすっぱい梅干食べた時みたいな声が聞こえてきたぞ。ひゅぇぇッ!みたいな。」

「あんたは酸っぱい梅干食べたらそんな声でるんですか(笑)」

どこまでもご当地ネタで攻めますね、てっちゃん。

 

 

今回のラストの声かけは北さんでした。初北さんです。

ラスト、ベースの須藤さんにまとわりつく北さん。北さんはバンドメンバー全員とハグしてました。右はギター玉川さんの癒しの微笑み。

真里さんは笑顔でコマネチ。こんなことを普通にやっちゃう真里さんが大好きです(確か前もやってたような…)

最近のライブではラストにメンバー同志ではあまりハイタッチなんかはしないようですが、今回は黒ポンと雄二さんが軽くタッチ。

でも雰囲気的にはこんな感じ↓

前回の苗場では調子の悪かった年長組の声ですが、今回はものすごく調子がよかったです。

黒ポンは歌詞を間違えたり(あたらしい世界で2回ほど君を両手に抱いて世界一短い誓いをしました)

あきらかに音を外してしまったりしてましたが(慌てて耳に手をあてて修正しようとする姿が微笑ましかった)

てっちゃんは温泉効果かめちゃくちゃイイ声でてました!くそ〜アンタいい男だよ!!!

髪の毛をかきあげる仕草がかっこよかったです。でもその後髪型が聖子ちゃんカットになってました。

激しく舞い踊る雄二さんに釘付けだったり(終わらない世界のフリ最高!)シークレットで北さんに惚れたり(いつもこの曲では北さん見てまう)

月光でのヤスの陶酔っぷりとか(めちゃくちゃ気持ちよさそう歌ってました)黒ポンの天然とか(いつものことさ…)

今回も最高のライブをありがとう!

 

 

今回の戦利品

ラブマシーン様の金テープゲットだぜ!

席がブロックの一番後ろだったので後ろの人と奪い合うことなくゲットできました。嬉しかったのでお持ち帰り。でもその実ただのゴミ。

(ラブマシーン様の絵はまだ焦らします。ってか、また興奮のあまりまた衣装を覚え忘れました)

 

 

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